Reporting the underreported threat of nuclear weapens and efforts by those striving for a nuclear free world.

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Review Conference on Nuclear Non-Proliferation Treaty Stalled due to Rising COVID-19 Infections

核不拡散条約再検討会議、新型コロナウィルス拡大で停滞

Review Conference on Nuclear Non-Proliferation Treaty Stalled due to Rising COVID-19 Infections【ニューヨークIDN=タリフ・ディーン】

ニューヨーク市で新型コロナウィルスの感染拡大により活動が停滞している国連が、1月4日~28日の日程で予定され、長らく待ち望まれていた第10回核不拡散条約(NPT)再検討会議の延期を余儀なくされた。

国連軍縮局NGO連絡室のダイアン・バーンズ氏は「いかなる形でも2022年1月に再検討会議は行われない」と明言した。

2021年1月と8月に続く3回目の延期である。国連は2020年3月よりロックダウン状態にある。

NPT再検討会議は5年に1度開かれることになっている。

Stockholm Initiative Determined to Achieve the Elimination of Nuclear Weapons

ストックホルム・イニシアチブ、核廃絶への決意を示す

Photo: Gathering of Stockholm Initiative for Nuclear Disarmament against the backdrop of the city of Stockholm (August 2020) showing the Kastellet, Vasa Museum, and Nordic Museum.【ベルリン/ストックホルムIDN=ラメシュ・ジャウラ】

「核軍縮とNPTに関するストックホルム会合」(構成16カ国)が、2022年1月4~28日の日程で開催される第10回核不拡散条約(NPT)再検討会議に対して、「人類を守るという利益のために、政治的リーダーシップを発揮し、条約の下でなされた公約や成果を尊重し、非核兵器世界に向けた決定的な道筋へと導くよう」求めた[訳注:再検討会議は、新型コロナウイルスの感染拡大予防のため、再度の延期が決まった]。

2019年にスウェーデンで開始された「ストックホルム・イニシアチブ」は、核軍縮に実践的な推進力をもたらし、核兵器国と非核兵器国の架け橋となることを目的としている。

The NPT Will Probably Endure, But Its Longevity May Be at Stake

|視点|NPT自体は永続するとして、その意義は保たれ続けるか?(セルジオ・ドゥアルテ科学と世界問題に関するパグウォッシュ会議議長、元国連軍縮問題上級代表)

Photo: Ambassador Gustavo Zlauvinen, President-designate of the Tenth NPT Review Conference, addresses the opening of the regional meeting on November 13-14.【ニューヨークIDN=セルジオ・ドゥアルテ】

核不拡散条約(NPT)は2020年で50周年を迎えた。この記念の年に第10回再検討会議が開催される予定だったが、残念ながら新型コロナウィルスの感染拡大のために延期になった。議長に指名されたグスタボ・スラウビネン氏は、会議を成功に導くために、この遅れを利用して締約国と協議を深めようとしている。

最終文書の採択は通常、会議の「成功」を示すものと見られている。しかし、NPTはその50年の歴史の中で見解の対立とコンセンサスの不在に悩まされてきた。2015年の前回の再検討会議以来、見解の相違を埋めることができず、新たな問題も発生してきた。そうした問題を抱えているにもかかわらず、NPTがしばらくの間はなくなることはないだろう。とはいえ、軍縮に関して全体としては貧相な実績しか残せていないことから、その永続性に疑問が付される可能性もある。

Elimination of ICBMs Would Greatly Reduce the Chances of a Global Nuclear Holocaust

ICBMの廃絶で核の大惨事の危険は大きく下がる

Photo: An unarmed Minuteman III intercontinental ballistic missile launches during an operational test on October 29, 2020, at Vandenberg Air Force Base, Calif. Credit: U.S. Air Force.【サンフランシスコIDN=ノーマン・ソロモン】

核兵器は、マーチン・ルーサー・キング・ジュニアが「軍事主義の狂気」と名付けたもののきわみである。もしあなたが核兵器のことなど考えたくもないとすれば、それも理解できる。しかし、そのような身の処し方は限られた意味しか持たない。地球の破滅を準備することから大きな利益を得ている者たちは、私たちが核兵器について思考を回避することでさらに力を得ることになるからだ。

国の政策レベルにおいては、核の狂気は正常なものとみなされ、再考に付されることはない。しかし「正常」が「正気」を意味するとは限らない。ダニエル・エルズバーグ氏は、その好著『世界を終わらせるマシーン』の中で、フリードリッヒ・ニーチェの次のような戦慄の言葉を引用している。「個人の狂気は異常とみなされるが、集団や政党、国家、時代の狂気は規範と見なされる。」

The Challenge of Nuclear Submarine Proliferation

 

原子力潜水艦拡散の危険

Photo: An artist rendering of the future U.S. Navy Columbia-class ballistic missile submarines. The 12 submarines of the Columbia-class will replace the Ohio-class submarines which are reaching their maximum extended service life. It is planned that the construction of USS Columbia (SSBN-826) will begin in the fiscal year 2021, with delivery in the fiscal year 2028, and being on patrol in 2031. Source: Wikimedia Commons【ニューヨークIDN=J・ナストラニス、タリク・ラウフ】

海軍が保有する核燃料を検証し、高濃縮ウランを低濃縮ウランに転換することについて、法律・技術・政策の側面から多くの専門家が真摯な検討を重ねてきているが、残念なことに現実は、高濃縮ウランを使うどの海軍も、それを低濃縮ウランへと転換したり、国際原子力機関(IAEA)を初めとした査察官を1スカンジナビアマイル(10キロメートルに相当)に近づけることにすら関心を持っていない。

米海軍は、ノーチラス級の原子力推進攻撃潜水艦(SSN)に始まって、高濃縮ウランを使った燃料と原子力船推進用原子炉の先陣を切ってきた。1955年1月17日、ユージン・ウィルキンソン指揮の下、米潜水艦「ノーチラス」(SSN-571)が原子力艦船として初就航した。ウェスティンハウス社製70MWthの加圧水型原子炉(S2W)を推進力としていた。ウィルキンソンは大西洋潜水艦隊司令官に「原子力にて航行中」という歴史的なメッセージを打電した。以来、艦船推進と海軍技術におけるこの革新は、今日まで続いている。

Middle East Nuclear-Weapons-Free Zone, Long Elusive, is Making Progress, say Experts

待ち望まれた中東非核兵器地帯、進展を見せる

Image credit: Center for Arms Control and Non-Proliferation【ニューヨークIDN=タリフ・ディーン】

政治的、軍事的に激動の中東に非核兵器地帯を創設するという提案が長らく実現できずにいる。1967年以来、ラテンアメリカ・カリブ地域、南太平洋、東南アジア、アフリカ、中央アジアと、世界の5か所に非核兵器地帯が創設されてきた。

11月29日から12月3日まで開催された第2回「核兵器及びその他の大量破壊兵器のない中東地帯の創設に関する国連会議」で、国連のアントニオ・グテーレス事務総長は、既存の5つの地帯は国連の193の加盟国の60%を占めており、南半球のほとんどをカバーしていると指摘した。

The Challenge of Nuclear Submarine Proliferation - Korean

핵잠수함 확산의 도전

J 나스트라니스 및 타리크 라우프

뉴욕(IDN) — 선의의 많은 전문가들이 해군 핵연료를 조사하고 그러한 연료를 무기급 고농축 우라늄(HEU)에서 저농축 우라늄(LEU)으로 전환하는 방법에 대한 법률 , 정책, 및 기술에 관한 문서를 작성했지만 안타까운 현실은 여전하다. HEU를 사용하는 원자력을 가진 해군은 LEU 연료로 전환하거나, 약 10km 일반적 수역 이내의 스칸디나비아 마일에 있는 핵 함대 내에 국제원자력기구(IAEA) 또는 다른 조사관을 허용하는 데 관심이 없다.

The Challenge of Nuclear Submarine Proliferation - Chinese

核潜艇扩散的挑战

作者:J Nastranis和Tariq Rauf

纽约(IDN) — 尽管许多善意的专家撰写了许多有关如何查证海军核燃料以及如何将此类燃料从武器级高浓缩铀(HEU)为低浓缩铀(LEU)的法律、政策和技术书籍,但不幸的现实仍是,使用高浓缩铀的核海军都没有兴趣转换为LEU燃料或允许国际原子能机构(IAEA)或任何其他核查机构进入其核舰队的斯堪的纳维亚英里的范围内 — 也就是10公里的海域内。

North Korea Flexes its Nuclear Muscles – and Defies the Western World

核戦力を強化し、西側に抵抗する北朝鮮

Image: North Korea Test-Fires New 'Long-Range Cruise Missile': KCNA【ニューヨークIDN=タリフ・ディーン】

北朝鮮は、長らく「隠者の王国」と呼ばれてきたが、依然として政治的にも、経済的にも、地理的にも、世界から孤立し続けている。

厳格な制裁措置や国際的な孤立化政策をもってしても、また、深刻な食料不足が発生しているにもかかわらず、この国(正式名称を「朝鮮民主主義人民共和国」)が、米国・英国・フランス・ロシア・中国・インド・パキスタン・イスラエルと並ぶ世界9カ国目の核保有国として、核開発を推進させることを妨げなかった。

North Korea Flexes its Nuclear Muscles – and Defies the Western World - KOREAN

북한 핵을 앞세워 서방 세계에 도전하다

탈리프 딘

뉴욕 (IDN) – 오랫동안 "은둔국"으로 불렸던 북한은 현재까지 정치적, 경제적, 지리적으로 세계와 단절된 상태로 남아 있다.

그러나 엄격한 제재나 국제적 고립, 심화되는 식량 불안정에도 불구하고 조선민주주의인민공화국(DPRK)으로 알려진 북한이 미국, 영국, 프랑스, 러시아, 중국, 인도, 파키스탄 및 이스라엘에 이어 세계 9위의 핵보유국으로 도약하는 것을 막지 못했다.

뉴욕 타임즈는 한국의 수도 서울에서 발표된 뉴스 기사에서 10월 11일 북한이 일련의 탄도 미사일을 포함하여 전략 무기 증가를 과시했다고 보도했다.