Reporting the underreported threat of nuclear weapens and efforts by those striving for a nuclear free world.

A project of The Non-Profit International Press Syndicate Group with IDN as flagship agency in partnership with Soka Gakkai International in consultative
status 
with ECOSOC.

 

2015 Crucial For A Nuclear Weapon Free World - Japanese

「核兵器なき世界」に向けて正念場の2015年

【ベルリンIDN=ジャムシェッド・バルーア】

広島・長崎への原爆投下から70年を迎える2015年は、「核兵器なき世界」に向けて歩みを進めていく上で正念場の年となるだろう。核兵器の禁止を求める運動は世界的に勢いを増しているが、2014年の状況をよく見てみるならば、核軍拡競争の新たな章を開こうとする動きも軽視できない。

Survivors Aspire For A World Free Of Nuclear Weapons - Japanese

|オーストラリア|核兵器のない世界を求める核実験の被害者たち

【シドニーIDN=ニーナ・バンダリ】

先住民族コカタ・ムラ(Kokatha-Mula)の女性スー・コールマン=ヘーゼルタイン氏は、オーストラリア西岸沖のモンテベロ島や南オーストラリアのエミュフィールドマラリンガで英国が大気圏内核実験を始めたころ、まだ3才だった。

1952年から63年にかけて行われた12回の核実験は、スーの家族や近所の人々が住んでいたクーニッバを含む広範な地帯を汚染した。

'Their Weapons Possess Them' - Japanese

|視点|「核兵器に保有されている」(ザンテ・ホール核戦争防止国際医師会議ドイツ支部軍縮キャンペーン担当)

「核兵器の保有は、国際紛争の発生を防ぐどころか、紛争の危険度を高めます。核戦力を警戒態勢に置いても安全は得られず、逆に事故の可能性が高まります。核抑止の原則を標榜しても、核の拡散に対応することはできず、兵器を保持したいという欲求が高まるだけです。」―潘基文国連事務総長

【ベルリン/ウィーンIDN=ザンテ・ホール】

約1000人の人々がウィーンの荘厳なホーフブルク宮殿の会議室に集って、「核兵器の人道的影響」という、筆舌に尽くし難く想像を絶するテーマについて丸2日間に及ぶ議論を行った。国際連合の枠外で国が主催して行われた一連の国際会議の3回目であり、最初の2回はノルウェーとメキシコで開催された。

Faiths United Against Nuclear Weapons - Japanese

反核兵器で連合する宗教

【ウィーンIPS=ジュリア・レイナー】

「すべての宗教が連合して自らの英知を引き出し、その結合した巨大な知の宝庫の利益を国際法と世界に提供することが今ほど必要とされている時はありません。」

Nuclear States Face Barrage of Criticism in Vienna - Japanese

核保有国、ウィーンで批判の嵐にさらされる

【ウィーンIPS=ジャムシェッド・バルーア】

「無神経でタイミングが悪く、不適切で外交的技量に欠ける発言」で、核兵器の非人道性に関する国際会議への「参加決定によって米国がせっかく得ていた参加者からの善意の大部分を思わず台無した米国代表」に向かって、ある市民社会組織の代表が「賛辞」を述べると、会場に失笑がこだました。

U.N. Urged to Ban Nuke Strikes Against Cities - Japanese

国連、都市に対する核攻撃を禁止するよう迫られる

【国連IPS=ロジャー・ハミルトン・マーティン】

市民社会グループが国連総会に対して、都市に対する核攻撃を明らかな国際人道法違反と宣言する決議を採択するよう強く求めている。

Nuclear-Weapon Free Northeast Asia Is Possible - Japanese

|モンゴル|北東アジア非核兵器地帯は可能

【ジュネーブIDN=ジャムシェッド・バルーア】

北東アジアでは、既存の緊張関係が引き続き悩みの種であり、緊張を緩和し有意義な協力関係を生み出す緊急の行動が求められている。しかし、北東アジア非核地帯の構築は可能であり、優先課題とすべきである。」11月26日にモンゴルのウランバートルで開催された国際会議において、このような提言が出された。

Civil Society Support for Marshall Islands Against Nukes - Japanese

核兵器に対峙するマーシャル諸島を支援する市民社会

【ウィーンIPS=ジュリア・レイナー】

核兵器の非人道性に関する国際会議」が12月8日から9日までウィーンで開催されるのに先立って、世界各地から活動家らがこのオーストリアの首都に集まり、「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)が開催した市民社会フォーラム(12月6~7日)に参加した。

Why Nuclear Disarmament Could Still Be the Most Important Thing There Is - Japanese

|視点|なぜ核軍縮が依然としてもっとも重要な問題なのか

フィンランドの環境活動家で、小説が数か国語に翻訳されているTähtivaeltaja賞受賞作家のリスト・イソマキ氏はこのコラムで、世界中に現存する核施設に備わっている、実際には想像を超える破壊能力について述べ、核技術を元のパンドラの箱に戻すという不可能に挑戦すべきだと論じている。

Humanitarian Impact of Nukes Calls For Concerted Action - Japanese

|視点|「懸念の共有から行動の共有へウィーン会議への期待」(池田大作創価学会インタナショナル会長)

【IPS東京=池田大作】

広島と長崎への原爆投下から70年となる明年を前に、核兵器に関わる議題の中心に「非人道性」の観点を据えるべきとの声が高まっている。

10月に発表された「核兵器の人道的影響に関する共同声明」には、国連加盟国の8割を超える155カ国が賛同した。「いかなる状況下でも」核兵器が使用されないことが、人類の生存にとって重大な意味を持つとの認識が、今や国際社会で大きな潮流を形成しつつあるのだ。